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全身の骨連鎖パターンと重心移動の法則

またこうやって間が空いて
なかなか更新できていませんが
はい、
rfca認定Master-Specialist養成講習受けてきました。

私はすでにマスタースペシャリストです。
でもこうして時々
復習のために講座を受けます。

今回は全身の骨連鎖パターンと
重心移動の法則。

アスリートから時々依頼を受けるので
ここはガッチリ押さえたいところです。

私がアスリートのお体を見るときは
パワーとスピードを全開するために
力の伝わりが阻害されている部分を見つけ出し
ムダなく力が伝わるように
骨格を調整していきます。

いくら筋肉をムキムキにしても
その筋肉のパワーが関節の状態によって
ダウンしてしまうことはよくあります。

そのせいで、もっとパワーを!と
力みすぎてケガをしたり
かえって動きが悪くなったりするのです。

音楽家でも同じです。

脱力しなさい
とかよく言われますけど
間違い。

ゆるんだりズレたりしているから
力んでしまうのです。
脱力にフォーカスするのでなく
かっちりジョイントをはめ込んで
ネジを締めてやると
自然と不要な力は抜けます。

まぁ一度セッションを受けていただくと
ご自分の可能性が広がると思いますよ。

講座の様子。
こんな感じで勉強します。



隣のトレーナーは大転子の動きを触って確認。
※セクハラではない。



肋骨の動きを確認。



最後は集合写真。
写真を撮ってくださった皆様、
ありがとうございました😊

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胸郭・頸部コンディショニング、腰痛アプローチ、筋膜リリースの基礎を勉強してきました。

1月22、23日と、札幌で
勉強してきました。



筋膜リリース以外は再受講です。

私はあまり復習をしないし、
解剖学のお勉強もあまり好きではないので
時々こうしてSadaさんの講座を受けて
頭の中の引き出し整理をします。

私はカウンセリングの仕事が主で
トレーナーとしての活動は
マスターにしては少ないと思います。

そうすると、
引き出しの奥の方にしまわれてしまった知識が
いざという時に出てこなかったりするんですね。

今回も
「忘れてたけど
左右の肋骨の高さを見るのも大事でしたね。」
とか
「肩甲上腕関節を
関節中心軸をずらさずに動かすには
ここまでしっかり肋骨と肩甲骨も動かすんでした」
など
そうでしたそうでした、
と思い出すことがたくさん。

実際に私のお客様では、
そこまで厳密にチェックするレベルの方も
今のところいらっしゃらないので
私ものんびりしてました。

手抜きをしているわけではなく、
骨格の大枠を整えて、
それが定着してから徐々に細かく調整しないと
細部をいじったせいで大枠がズレたり
なんてことも起きてくるのです。

そしてね、
ちょうど復習が終わったところで、
24日は高校野球で肩を痛めた方の
トレーニングが入りましたよ。

ベストタイミング。

結果としては
全然痛みがなくなるところまで
結果を出したのですが
それはまた次回。


ヴァイオリンで手が硬くなってしまうのは…

お久しぶりのHくん。
ヴァイオリンの先生に、
弦を押さえる左手が硬くなっている
と注意されたといらっしゃいました。

あらら~それ以前に
音がこんな音でしたっけ?

あちこちの関節がゆるゆるですよ~。

そんなわけで全身ネジ締め。
関節をしっかり噛み合わせ良く。

すると
「実は左膝が痛くて」
と。

お母様は
「オスグッドではないかと…」

どれどれ、大腿骨内旋&下腿外スライド
オスグッドでなくても膝が痛くなる
リスキーな骨配列です。

それも調整していくと
膝も楽になって
下半身→体幹→肩→腕→指
までしっかり支えが効くようになりました。

すると、予想通り
力みがちだった左手が柔らかくなっているではありませんか。

下半身の支えがなくなる
→体幹も働かなくなる
→腕だけでがんばる
→手指が力む
この流れでした。

音楽のレッスンで指摘されたけれど
どうしたら良いか分からない場合は
フィジカル(体)からのアプローチはいかがですか?

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トレーナーの仕事

ちょっと怒っちゃったのでブログに書きます。

高校球児から質問が来ました。
だいたい以下のような感じです。

「筋量は多いけど、連動ができてないから
プレーに繋がらないって
トレーナーに言われたんですけど
何をしたら良いですか」

ああ?💢

私が腹を立てたのは
そのトレーナーに対してです。

できない原因を見つけ出して
できるようにしてあげるのが
トレーナーの仕事でしょうが!

…って怒ってはみたけれど
私の常識スポーツ界の非常識。

連動を回復させるだけ
知識と目を技術を持っているトレーナーが
実は少ないんですよね。

とりあえずまず多裂筋を覚えてね。
多裂筋(たれつきん)



ピンクのジャージを着ている私が
触っているあたりに
多裂筋の大きな部分があります。
(実際は首までついてる長い筋肉だけど
その辺は検索して画像を見てね)

コアクレードルで少し高さを出した状態で
両足を持ち上げると
私が触っているあたりに
「がんばってます!」
と筋肉の収縮感を感じ取れたら
それが多裂筋のがんばりです。

多裂筋、骨盤底筋、腹横筋、横隔膜が
基本のコアマッスルで、この筋肉たちが
脚→腕を繋いでくれるわけです。

コアマッスルができてから
股関節と肩関節かな。

連動ができてないとは
手足がバラバラで協力できてないってこと。

足から腕を助けようとしてエネルギーを送っても
胴体でストップすると腕まで届きません。
なのでまず、
胴体が繋ぎの役割を果たしてくれるように
筋肉を起こす必要があります。

で、最初に起こすのが多裂筋です。

これができてから
呼吸で締めていけば良いかな。
弱いところがあれば
順次起こしていきます。

パーソナルトレーニングは
↓ ↓ リンクよりどうぞ。

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野球部にお邪魔してきました3~肩の痛み

先日、また次女の高校の野球部にお邪魔してきました。

今回は、痛みがある人限定。
2人来てくれました。

野手で遠投の際肩に痛みが出ると。

肩が痛いので
肩のはめ込みは大事なのですが
「肩に負担のかかる投げ方」
を改善する必要があります。

腰を支えてくれる筋肉を活性化。



肩のはめ込み



股関節の可動性UP



私は投球動作の指導はしません。
サボっている筋肉をきっちり活性化させると
フォームは勝手に変わるので。

よりコントロールしやすく
より負担が少なくなるのです。

2人来てくれたうちの1人は
右肩がガクンと下がっていました。

肩の位置を調整し、
肩に負担の少ないフォームに改善。



もう1人は
整骨院で筋肉が断裂していると言われたそうで
((((;゚Д゚)))))))
整形外科行ってらっしゃい!!

切れてるから支える筋肉が少ないのか
丁寧にはめ込んで
フォーム直して
「腕を振っても痛くない!」
ところまで持って行ったのに
私がうっかり
「普段の動作と比較してみようか」
と以前の投球動作をしてもらった瞬間
「いてー!」
ズレちゃって戻らず。

いかに普段の投球動作が悪いか
自覚はしてもらえましたが
もう時間もなく
あきらめたのでした。

肩のはめ込みは肩だけじゃなくて
全身を整える必要があるのです。

日々の練習の積み重ねが
体を痛めつけていることがありますよ。

長く野球を楽しむために
肩だけに負担をかける投げ方には
気をつけてくださいね。

これはいくらフォームについて
うるさくいっても
サボっている筋肉や
動いていない関節があれば
「それっぽいフォーム」
でごまかされてしまいます。

しっかりケガをしてしまう前に
全身を整えてほしいな!


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