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子どものヴァイオリンを弾く姿勢

最近いらしている
ヴァイオリンを弾く男の子。

2回で音色がものすごく良くなって
弾きやすく疲れにくくなった!

と感想をいただき
私も喜んでおります。

楽器は幼いうちから始めるものも多いです。
しかし、
骨そのものがこれから大きくなる時期は
骨自体が変形するリスクがあります。

関節の歪みは直せますが
骨自体の形が変形して育ったものは
直すことができません。

楽器の特性として
(プロを目指すなら)どうしようもない部分と
演奏姿勢の改善によって変形を避けられる部分について
指導をするヴァイオリンの先生は
どれくらい知っているでしょうか。

頚椎は、ヴァイオリニストは左回旋左側屈で固まりがちで
レントゲンを撮ると
「ヴァイオリニストの首」とすぐ分かるそうです。

関節の歪みだけでなく
幼い頃からずっとヴァイオリンを弾いている人は
いくつかの頚椎の関節面が若干左が低くなっている人が多いだろうなと
予想していますが
いつかヴァイオリニストの首のレントゲン写真を
コレクションしているお医者さんに出会って
見せていただきたい!
(そんなお医者さんがいるかは謎)

これはある程度仕方がないかな
と私も思っていますが
何とか少しでも改善できないかなと考え中。

少なくとも
曲げすぎで負担が多い姿勢は
改善することができます。

冒頭の男の子は
かなり無理の多い姿勢でした。
音色、指と弓の動き、
つまり全体的なパフォーマンスは落とさず
むしろ上げてさらに負担を減らす姿勢を
今作っているところです。

ヴァイオリンの先生に
解剖学まで勉強しろというのは酷です。

私もフルートをやってきましたが
音楽の知識、演奏技術、
聴いて分かること
やることは多いのです。

だから、外注してほしいなと思います。

生徒さんで、
なんか変な姿勢のクセがついている
でも
どう修正したら良いか見えない
という人がいたら
あずけてもらえませんか。

アナリーゼや音楽性についての口出しはしません。
「楽器を鳴らせる」体作りは
美音トレーニングでどうぞ。

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