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これからは、音楽のレッスンと音づくりのレッスンは別々に受ける時代

演奏について考えると
いくつかの違う働きが組み合わされていることがわかります。

クラシックなら
楽譜を読み、どう解釈するか。
音楽学や和声も含めた楽曲分析。

f、p、mf、mp、pp、ff
音色の温度
硬さ柔らかさ
ビブラート
明るさ、暗さ
つまり音のコントロール。

そしてこれらをどう扱い
どう結びあわせて表現するかが
最終的な「自分の音楽」になりますね。

現在の音楽のレッスンは
楽曲分析については膨大なデータがあり
先生たちは学びを深め
充実した内容になっています。
しかし
音のコントロールに関しては
先生方個々の経験によるところが大きく
裏づけが
「先生がうまくいった」
という曖昧なものになっています。

音のコントロールは
筋肉の使い方によります。
機能解剖学の分野です。

敵を作る覚悟で言いますが
音楽の先生はこの分野に関しては素人です。
昔ほど身体を使わない生活をしている現代人は
元々不自然な体の使い方をする
楽器演奏ですぐに身体を壊します。

壊してからでは遅いですし
音楽をするために
音でつまずいているわけにはいきません。

そろそろ
音楽の専門家と
音づくりの専門家
分けた方が良いのではないかと考えています。

ただし、機能解剖学も日進月歩。
筋肉の使い方、選び方でも
人によっては立場考え方が異なります。

私個人の中ではだいぶデータが蓄積され
ある程度形になっていますが
メソッドとしてまとめるには至っていません。
私がレッスンして結果を出すことはできるけど
結果を出せる人間を育てる学問としては
未完成という意味です。

新しい歴史が生まれる前の
混沌を目の当たりにして
自分の役割という点で
落とし所を探っている状態です。

身体を使うことについて
答えは自分で探すという
ヨガ的なメソッドは
音楽でもすでにあるようですが
理系な人間としては
この筋肉はこの楽器ではこの音域の音量に関与している
的なはっきりした答えがほしいもので。
私が自分でだいぶ蓄積されたといっているのは
そういうデータです。

残念ながらわたしは個別具体が得意じゃなく
概念で語れないのでテキストを作りにくい
という自分の都合で
メソッド化から逃げております。

もう少し欲が出るまで待ちましょう。

そういうわけで
現時点で
音づくりに関しては
かなり専門的に解決できる技術を
提供しております。

東京出張の際に
お試しレッスンを受け付けておりますよ。
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