長谷部仁美さんの初リサイタルに
帯同いたしました。
リサイタルで帯同って何するんだろ?
って思いますよね。
スポーツではトレーナーが帯同するのは
珍しくもなんともないですが
特にクラシックではかなり珍しいと思います。
まずはGP(ステージでの総仕上げリハーサル)前に
楽屋でお身体を調整します。
本番前は緊張しているので
いつもより力みがあったり
横隔膜が上がってしまうのが普通です。
それを、いつもの「良い」状態に近づけます。

彼女の場合は
右股関節の動きを腰で代償する癖があり
それが音色にも影響していたので
関節のはめ込みと動きを良くする
エクササイズをしようとしている写真です。
※代償とは、代わりに動くことです。
この場合、股関節が硬くて動かない分を
腰を動かして似た動きを作っています。

ステージでの響きも聴きながら
必要な筋肉にスイッチオン。
本番前はみんなと一緒がいいという仁美さん。
菅井先生とみんなで楽屋で。

本番はパワー全開!
私は袖に控えて見守ります。

休憩時間中の余裕の1枚?
実は私は、仁美さんの肩関節の調整をしています。

すばらしいリサイタルでした。
最後のあいさつでは涙する人も。
彼女のがんばりと積み上げてきたものを知っている人は
皆さん心打たれていました。
私は終了後すぐに移動して仕事だったので、
着ていたトレーニング服の上からズボーンとワンピースをかぶり
写真をパシャリと撮っていただいてサヨウナラ。
ああ、着デブ。

ピアニストの津田さんもお疲れさまでした。
若くて音が飛び出すピアノをよくコントロールされていました。
さすが。
初めてお会いしましたが
あたたかい人柄のにじむピアノでした。

とってもステキだったよ!
お疲れさま!
…なんていうこともやっております。
料金は当分、当日ステージリハーサル前から入って
本番終了までで¥50,000-+税+交通宿泊費(だいたい関東圏は¥50,000-)
でやっていく予定ですよ。
ただ、本番はじめましてはお勧めしません。
いきなり指回りが良くなったり
いきなり音色が変わったり
今まで練習してきた感覚と違う状態になるので
少なくとも2、3回はレッスンを受けてほしいです。
あと、ステージ裏に入れたくないタイプの人っているでしょ。
この意味がわからない人は
リサイタルの帯同はしない方が良いです。
ちゃんと信頼関係を築いてからが良いと思います。
私のことをちゃんと見極めてくださいね。
お気軽にご相談くださいませ。
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