インナーマッスルといえば体幹
というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、
インナーとアウターというのは
ざっくり言うと役割が違います。
より内側についていて(イン)
関節を支えているのがインナーマッスル。
より外側についていて(アウト)
大きな動きを司っているのがアウターマッスル。
なので、全身にインナーマッスルもアウターマッスルもあります。
さてそんなわけで
インナーマッスルを扱いますよ~
という当サロンでは、
頭のてっぺんから爪先まで調整いたします。
今回は、地味な足首を取り上げます。

だいたい良い骨配列の私の脚。
足首も正面を向いていますが
前かがみになって写真を撮っているため
若干前重心です(笑)
次に、土踏まずを潰すように、
内側に体重をかけている脚。

同じ私の脚なのに…
足首も、ふくらはぎも、太くありませんか?
外側のふくらはぎの膨らみが、
上の写真より高い位置から始まっているのがわかるでしょうか。
実は、O脚を気にして
膝をくっつけようとして
この立ち方をしている方が多いです。
そして歪みが助長されていく恐ろしさ。
しかも脚が太く見えるというおまけつき。
O脚は、股関節と足首を整えないと治りません。
膝ではないのよ。
あと、よく見ると親指のつけ根もせり出しています。
外反母趾になる方はこの立ち方が多いです。
次に、小指側に体重をかけている脚。

足を置いている位置は同じなのに
膝を曲げているわけでもないのに
ガニ股っぽい。
これは、ヒールのある靴で爪先が痛くなるタイプに
多い立ち方です。
体重が爪先にかからないように
無意識に逃しています。
ちょっとした違いですが、
見た目の印象はだいぶ違います。
この写真を撮るために
いろいろ変なことをしていたら
膝が痛くなってしまいました( ̄◇ ̄;)
ちなみに、
こういう足首を調整するエクササイズは
地味。やった感はあまりありませんが
小さな積み重ねが
美脚ラインを作るのですよ。