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Bodydesignsalon-美音-
2015年7月1日㈬OPEN!!

パーキンソン病についての考察

パーキンソン病のお客様が
定期的に通われるようになり
見えてきたものがあるので
お分ちしようと思います。

まず、パーキンソン病は
随意筋(自分の意思で動かせる筋肉)が
徐々にコントロールできなくなっていく病気です。

不随意筋(自分の意思で動かせない筋肉)
は影響されないので
内臓は動き続けます。

もし間違いがあったら
教えてくださいね。

そして、体を動かすと
進行を遅らせることができます。

この言い方はざっくりしていますね。

筋肉を収縮/伸長させることで
その筋肉のコントロールを失わず
「使える状態」を維持できるようです。

ところで、
トレーナーをやっていると
随意筋の中にも
「使いやすくてすぐに登場する筋肉」

「存在さえ気づかれずにいる筋肉」
があることがよくわかります。

随意筋なので
「ここに筋肉がありますよ」
と脳に教えてあげると
存在に気づいて
自分で動かせるようになります。

私はその
「存在さえ気づかれずにいる筋肉」
を活性化するのが専門なのですが
これがなかなか難しいのです。

存在に気づいていないので、
近くにある
「使いやすくてすぐに登場する筋肉」
が代わりに動いてしまいます。

これを代償運動と言います。

いかに代償運動をさせずに
存在さえ気づかれずにいる筋肉の
存在に気づかせ、
その筋肉を動かせるようにするか
がトレーナーとしての
腕の見せ所です。

でね、
パーキンソン病は
どうやら
「存在さえ気づかれずにいる筋肉」
が使われないでいる間に
その筋肉の支配権を
奪ってしまうようなのです。

そうですよね。
動かせば進行を遅らせられるのに
動かさないんだもの
病気が進行します。

つまり、パーキンソン病の方は
体の中で
病気に支配されていない筋肉と
支配されて動けなくなりつつある筋肉が
混在していて
パーキンソン病とご本人の間で
筋肉の陣地争いが繰り広げられている
と考えると
病状を理解しやすいと思います。

私はこの仮説の元
お客様のお体を見ながら
「存在さえ気づかれずにいる筋肉」
を活性化させるよう働きかけていますが
やはり非常に効果が大きいです。

続きます。



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パーキンソン病には運動が良いと言われるけれど…

最近、パーキンソン病の方が
パーソナルトレーニングにいらしています。

不勉強なもので
その方に出会ってから
パーキンソン病について
少しずつ勉強させていただいています。

パーキンソン病には
体を動かすのが良い、
とはざっくり聞いたことがありました。

病院で理学療法士さんに
リハビリしてもらっているんですか?
と質問してみたところ

「理学療法士さんのリハビリを受けられるのは
本格的に動けなくなってからなんです。」

(えええ!( ̄◇ ̄;))

「私たちは
動けなくなりたくないから
いろいろ方法を探しているんです。」

と教えてくださいました。

病気が進まないように
運動をするのが良い。

でも、
病院でリハビリを受けられるのは
本格的に動けなくなってから。

健康保険や人手の問題があるのでしょう。
難しい問題に直面していることが分かりました。

じゃあ、
私たちトレーナーの出番です!

もちろん
ウォーキングや体操など
ご自分でできることに取り組まれるのも
効果があるし大事だと思います。

でも、rfcaのツールを使い
骨格にアプローチするエクササイズは
60分ですごく変化が出るのことが
ここ2カ月ほどで分かってきていますので
ブログで少しずつ
お分ちしていきたいと思います。

次回は、ツール(コアクレードル)が
どのように効果があるのか
書いてみますね。


↑うちのベビさんとコアクレードル

生後4カ月のベビがいますので、
時々一緒にエクササイズ…
なんてこともございます(>人<;)

迷惑メールフォルダ事件

先日、SNSのコメントで
「あれ?」
ということがあり
もしや…
と思って迷惑メールフォルダを開いたら
その方のお申し込みメールが!

という事件がありました。

ヒイイイイ((((;゚Д゚)))))))

平謝りです。

もし、このブログをお読みの方で
お申し込みくださったにも関わらず
返信がないな…
ということがありましたら
迷惑メールフォルダに入ったまま
私が気づかずに30日
過ぎてしまった可能性があります。

大変申し訳ありません。

懲りずにお申し込みくださいね…

(来週いっぱいで産休に入りますけど)


来年1月から産休に入ります

しばらく更新していませんでしたが
実は妊娠中でした。



どすっぴんメガネで失礼(笑)
もうこれが通常モード。

抱っこしているのは
お腹のベビと同じ学年の従兄弟になる
甥っ子ちゃん。
カワイイけど、あまり顔がわからないものを。

変わらずお仕事はしておりますが
心配されることもよくあります。

ですので少し解説を。

私が提供する
骨格コンディショニングエクササイズは
臨月でもできますのでご安心ください。

エクササイズの型が決まっているわけでなく
アプローチする筋肉に効けば良いので
割と私は自由に形を変えて
プログラムを組み
変わらない効果を出しています。

さすがにカロリー燃焼系の
バリバリエクササイズは避けていますが(笑)

妊娠してから
妊娠特有の不調
腰痛、股関節痛、膝痛、恥骨痛
肩こり、むくみ、などなどを
自分の体で経験しながら

「ははーん
こうすれば良くなるのか」

と実験しております。

もし妊娠中でも
いらしてくださって大丈夫です。

もちろん妊娠していない方も
音楽家の方も
変わらず承っておりますよ。

とりあえず12月中は
承っておりますので
お気軽にお声かけください。

エクササイズご予約メールフォーム


捻挫で声の響きが削られてしまう!

本日のソプラノ歌手のお客様。
差し入れありがとうございます💕

つわりを気づかって
私の大好きな果物を…!



「疲れが溜まって
声が出にくくなってしまった」
とのことでしたので
体幹~頭蓋骨まで丁寧に調整したけれど、
ちょっと芯が入らない。

すると
「実は左足首を捻挫したんです。
もう歩けるんですけど。」
と。
それだ!と距骨を調整すると、
股関節がキュッとハマり、声もしっかり。

ところが
歌曲を歌ってみると、
ブレス前の息が少なくなってきた所で
支えがなくなってヘロヘロしてしまいます。

そこで
「左前骨盤底筋、抜けてませんか?」
と聞いたら
「あっ抜けてます」

左前骨盤底筋と言われて締めれるだけ
感覚が鍛えられていて
何年もうちに通ってるだけあります。

さて、左前を締めてもらったら
ブレスまでしっかり支えが抜けず、
息を使い切れるようになりました♪

イエイ!

左前骨盤底筋は左足首の捻挫により
大腿骨が内旋した結果
弛んでしまったようです。

捻挫は2カ月前のことでしたが、
影響がしっかり残っていました。

音楽家の皆さん、
ちょっとしたケガが、
意外と大きな影響を残します。

調整を!
(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)